【論理的に作り上げるコーディネート②】侮るなかれ!ベーシックなアイテムの底力
こんにちは、げべらみです。
【論理的に作り上げるコーディネート】としまして、いくつかのシリーズに分けてコーディネートを組む際の考え方についてご紹介しています。
今回の記事ですが、内容を要約しますと、
ベーシック(=シンプル+上質+定番+シルエットが美しい)なアイテムを用いて、引き算のファッションを作ってみよう!
といった内容になっています。ぜひぜひ最後までご覧ください。
前回は洋服を分類してコーディネートを作る方法についてご紹介しました。
洋服をトップス、ボトムス、アウター、靴、アクセサリー(要素)に分類して、アクセサリー以外の4要素(アウターを使わない場合はアウターを除く3要素)の服を究極的にベーシックなものにして、TPOや気分を加味してコーディネートの方向性を決めてから、アクセサリー要素を足してコーディネートを作り上げる。アクセサリー要素を足しても少なくとも半分はベーシック要素が残るようにする。
というものでしたね。
ぜひ、こちらの記事もご参照ください。
今回は、ベーシックなアイテムの底力をご紹介します。
目次
ベーシックなアイテムの底力
早速ですが、「コーディネート 冬」や「着こなし Tシャツ」みたいにGoogleで画像を検索してみてください。
オシャレでカッコいいスタイルがたくさん出てきますね。そんな素敵なコーディネートたちですが、よくよく見てみると意外とシンプルなコーディネートが多いと思いませんか?
例えば「冬 コーディネート」で検索すると、黒のダウンに白のニットに細身の黒のズボンのようなスタイルが出てきますね。
他のコーディネート見てもシンプルで定番なアイテムを使っているものが多いと思います。
逆に街であまりオシャレには見えない(ごめんなさい)服装に注目してください。どうでしょうか?例えば無駄に色が多かったり、ダボダボだったり、変な装飾が入っていたりしませんか?
そう、意外にもシンプルな服装の方がオシャレに見えることが多いのです。
オシャレな服装=シンプルな服装
という等式が絶対的なものであるとは言えませんが、少なくともシンプルであることが重要な要素であることは間違いありません。
引き算のファッションとベーシックなアイテムについて
「美は細部に宿る(God is in the detail)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?これは近代建築の巨匠であるミース・ファン・デル・ローエの言葉です。
彼はもう一つ有名な言葉を残しています。それは「より少ないのは、より豊かなこと(Less is more)」という言葉です。
彼の建築物はどれもシンプルながら究極的に美しい。まさに引き算の美であるといえます。
この引き算の美という考え方がファッションにおいてもとても重要な要素であるといえます。
それでは引き算のファッションについて考えてみましょう。
引き算のファッションにはシンプルなだけではなく、
- 上質である
- 定番のアイテムである
- シルエットが美しい
といったような要素が必要になってくると思います。
例えば白いTシャツはシンプルですが、素材がペラペラであったり、サイズ感がおかしかったら素敵には見えませんよね。
引き算のファッションを構成するアイテムをベーシックなアイテムと定義したいと思います。
つまり、
ベーシック=シンプル+上質+定番+シルエットが美しい
ですね。
それではひとつひとつ見ていきましょう。
上質とは
これは分かりやすいですね。粗悪な素材を使っている服はオシャレには見えません。
ところで、いい素材とは何でしょうか?これがなかなか見極めるのが難しいのです。
一昔前であれば天然素材にくらべ人工素材(ナイロン、ポリエステルなど)は劣っているという考え方もありましたが、現在では同等の価値があります。
逆にオーガニックを謳っている天然素材であっても、質が良いとはいえない様なものも存在します。
そんな見極めるのが難しい素材感ですが、上質なアイテムは次の4点を満たしていることが多いかとおもいます。
- 生地の厚さ:全てがそうとは言えませんが、あまりにも薄い生地を選ぶことはお勧めできません(Tシャツなど)
- シワ感:質の良い生地は細かいシワが入りにくく、質の悪い生地は細かいシワが入りやすい傾向があります(特に綿)。
- 光沢感:これが一番見極めが難しいと思います。質に悪い生地は光沢感が少ないか不自然に強いのどちらであることが多いです。
- 値段:質の良い素材はその分希少なもの。あまりにも安いものは注意が必要です。
本当に良い素材を見極めるためには、良い素材とは何かを知り、見極める審美眼が必要になってくるかと思いますが、この4点に気をつけるだけでも素材選びで失敗しにくくなると思います。
定番とは
こちらも分かりやすいですね。長年愛されているアイテムです。
例えば、テーラードジャケットなどは流行りによってシルエットが多少異なることはありますが、いつの時代にも愛用されているアイテムですね。
そんな流行り廃れを乗り越えて定番となりえたのは流行り廃りを乗り越えるだけの強い魅力があるからこそだと言えます。
シルエットとは
素材感や色、サイズ感などに比べて、意外と軽視されがちなのがシルエットです。基本的にオシャレに見えるシルエットは
- 細身、テーパードが効いている
- オーバーシルエット
の2つだけです。意外にも「ほどほどな」シルエットはお勧めできません。
ヒトは男女問わず人間の身体に美しさを感じます。古今東西、絵画や彫刻において人の身体の美しさが表現されている事からも証明されています。
美しく感じるシルエットも立体感があり、身体の曲線に沿うような(ピチピチという意味ではありません)ものです。
例えば、中途半端で太さに変化が少ないようなズボンよりも脚の太さに沿って足首にかけて細くなっていく様なシルエット(テーパードシルエットといいます)のズボンの方が素敵に見えます。
このように、美しく感じる洋服にはヒトの身体に基づいた美しい立体感があります。逆にイマイチなシルエットの服はどこか「のっぺりした」印象があることが多いです(ジャケットやズボンが顕著です)。
最初に述べましたオーバーサイズはアクセサリー要素に含まれるので、今回は解説を省かせていただきます。
まとめ
今回はベーシックなアイテムの重要性と、ベーシックなアイテムとはどの様なものなのかについてご紹介しました。
次回の記事では、具体的にどのようなアイテムを持っておくといいのかについてご紹介いたします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
【論理的に作り上げるコーディネート①】洋服の分類について
こんにちは、げべらみです。
今回からいくつかのシリーズに分けて自分が洋服を選んでコーディネートを組む際の考え方についてご紹介しようと思います。
記念すべき第一回は、洋服の分類という考え方についてご紹介します。
今回ご紹介する内容は、ファッションに興味を持ちはじめた方にとっても「そんなの当たり前じゃん。言われなくても分かっているよ!」という内容だと思います。
でもでも!
コーディネートを組む際や、服を買うときなど、洋服の分類を意識して選ぶようにすると驚くほど簡単にオシャレなコーディネートを組めるようになります。
コーディネートの組み方がよく分からないよという方は、今回の記事を読んでいただくと、コーディネートを組む際の方向性がご理解いただけるかと思います。
私自身、新しい洋服を買う際には、必ずその服が何に分類されるのかを意識するようにしています。こうすることによって「なんでこの服買っちゃったんだろう…」ということが少なくなったと感じています。(もちろん、時々失敗することもあります…)
それでは早速その分類についてご紹介します!
目次
ほとんど洋服は5つに分類できる!
ほとんど洋服は
- トップス
- ボトムス
- 靴
- アウター
- アクセサリー(シルエット・柄などを含む)
の5つに分類できると考えています。
ただし、前提として下着などの他の人から見て分からないようなものについては除外させていただきます。
具体的には、
トップス(上半身に身につける洋服)
Tシャツ、シャツ、ニット、パーカーなど
ボトムス(下半身に身につける洋服)
靴下、ジーンズ、黒スキニー、スラックス、カーゴパンツ、ワイドパンツなど
靴(足に身につけるもの)
スニーカー、革靴、サンダル、ブーツなど
アウター(トップスの上から着る洋服)
テーラードジャケット、マウンテンパーカー、カーディガン、コート、ダウンなど
アクセサリー(上の4つを装飾するアイテム)
洋服外要素:時計、バングル、指輪など
洋服内要素:柄、シルエット・サイズ、素材、色など
このアクセサリーという概念は少し難しいので、別の記事で改めて丁寧に解説いたしますね。
この中で必要不可欠なものはトップス、ボトムス、靴の3要素ですね。
アウターは夏場や、寒い季節であっても室内で過ごす場合は不要ですが、基本的には上記の3要素に準ずるものであると考えてください。
また、アウターは一枚だけではなく二枚以上(例えばジャケットとコート)着る場合もありますが、これは少し難易度が上がります。ですので、基本は一枚で着るものと考えて下さい。
これらの4要素と性質が異なるものがアクセサリー要素です。
実際、アクセサリー要素を除いてコーディネートを組むことができます。
これにアクセサリー要素を加えることで、コーディネートをいわゆる“オシャレ”に昇華させることができます。
このアクセサリー要素がファッションにおいて一番難しいけれども、楽しいところだと思います。いわゆるファッションセンスや流行といったものはここに現れてきます。
料理で例えますと、アクセサリー要素を除く4要素が出汁のようなもの。料理のベースですね。ここにアクセサリー要素という具材や調味料を加えることで、色々な料理(ファッションに話を戻すと色々な系統のファッション)ができるわけですね。
では、美味しい料理を作るには何が大事でしょうか?
・良質の出汁を取ること
・センス良く具材や調味料を使うこと
この2つが大事になってきます。これをファッションに落とし込んでみると…
・良質の出汁を取ること
=トップス、ボトムス、靴、アウターに良い(=ベーシックな)アイテムを選ぶこと
・センス良く具材や調味料を使うこと
=センス良くコーディネートに装飾的な要素を加えること
という感じになります。
それでは実際にどのようにコーディネートするかをみていきましょう!
分類を使ったコーディネートの組み方
洋服の分類をどのようにコーディネートに落とし込む方法は、
アクセサリー以外の4要素(アウターを使わない場合はアウターを除く3要素)の服を究極的にベーシックなものにして、TPOや気分を加味してコーディネートの方向性を決めてから、アクセサリー要素を足してコーディネートを作り上げる。アクセサリー要素を足しても少なくとも半分はベーシック要素が残るようにする。
です。
ベーシックなアイテムや、TPOについてはまた別の記事で丁寧に解説しようと考えています。
コーディネートの組み方の実践編についても別の記事で詳しくご紹介しようと考えています。
今回は簡単に以下のシチュエーションでのコーディネートを考えてみます。
【シチュエーション①】
年末にサークルの同期2、3人(20歳くらいとします)と駅前にランチと買い物に行く
方向性の決定
まずは、TPOを加味して大まかな方向性を決めます。ここではあまりアクセサリー要素は考えないようにします。
なお、一般的なTPOはTime(時間)、Prece(場所)、Occasion(機会)ですが、私はPerson(人)のPも重要だと考えています。特にヨーロッパでは相手に尊敬の念を込めて自分の服装を選ぶという文化があります。ですのでこのブログでTPOを考える際はPersonについても考慮するようにします。
T(Time)
12月なので暖かい服装がいいかな
→トップスはニットが候補、アウターはコートやダウンのような防寒性の高いものがいい
P(Prace)
駅前なので、ちょっと大人っぽい服装がいいかな
→靴は革靴やレザースニーカー、アウターはチェスターコートにしよう
P(Person)
気心の知れた友人たちなので、自分を表現するようなコーディネートにしよう
→アクセサリー要素を強めに出してもいいかな
O(Occaion)
ランチの時はアウターを脱ぐし、買い物をするときはたくさん歩くかも知れない
→ニットは一枚でも存在感があるもの、ボトムスは動きやすいようにストレッチが効いたジーンズにしよう
これで、
- トップス:一枚でも決まるようなニット
- ボトムス:ストレッチの効いたジーンズ
- アウター:チェスターコート
- 靴:革靴 or レザースニーカー
といった大まかなコーディネートの方向性が決まりましたね。
それでは、さらにTPOや好みに合わせてアクセサリー要素を足していきましょう
- 洋服外要素(時計、バングルなど)
手首がさみしいから時計をつけよう
→ダニエルウェリントンの時計
外は寒いかも知れないからストールを身につけよう
→カシミヤのストール
- 洋服内要素
チェスターコートは今流行りのオーバーシルエットで英国風の柄のものにしよう
→オーバーシルエットで英国風の柄のチェスターコート
コートが派手だからニットはベーシックにしよう。一枚でも決まるものがいいな
→ミドルゲージの白のモックネック(タートルネックよりも首が短いもの)にしよう。
コートが派手だからボトムスもベーシックにしよう
→濃紺の細身のストレッチジーンズ
靴は大人っぽさと歩きやすさを兼ねたものがいいな。トップスとボトムスがベーシックだから少し遊び心が欲しいな
→黒のレザースニーカー。靴下は柄の入ったものをチョイス
このような感じでコーディネートが完成しました!
注意していただきたいのは必ずベーシック要素を残すようにするということです。
このアクセサリー要素を足していくというのがファッションの醍醐味ですが、過ぎたるは及ばざるが如し。どんなにアクセサリー要素を足しても半分はベーシックな要素が残るようにしておくのが無難だと思います。
まとめ
今回は論理的に作り上げるコーディネートの第一回として洋服の分類について記事にしました。
今後は、
「ベーシックなアイテムとはどういうものか?どうしてベーシックが必要?」
「TPOを考えた服選びってどういうこと?」
といった内容についてご紹介していこうと考えいます。
書き終えてみると自分でも驚くほどのボリュームになってしまいました笑。その分内容が濃い記事が書けたかと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
【見た目もカラダもほっこり】おすすめのストールの巻き方6選
みなさんこんにちは、げべらみです。
以前の記事で、大判のストールをおすすめしました。
今回はオシャレなストールの使い方について、ご紹介します。
「ストールなんて、普通に巻けばいいんでしょ?」と思われている方もいらっしゃるかと思いますが、使い方のバリエーションを覚えておくと、同じ服・同じストールでも違った印象を与える事ができます。
「コート一着しか持ってないけど、他のアウター買うお金がないよー」という方は、是非ストールを使って印象を変えてみてください。
目次
1 シンプルな巻き方
まずは、一番シンプルな巻きかたです。
ストールを二つに折って、首に巻いて折った方に通すというもの。
この巻き方の良いところは、とにかくシンプルなためどのような服装にも合うというところです。ニットに合わせても似合いますし、アウターとの相性も抜群です。
シンプルな服装が好みの方や、あまり面識のない人と会う時などにおすすめです。
次は、首に一周巻くこの巻き方。
上の巻き方に比べて、巻いてある部分と垂らしている部分のコントラストが生まれて、少し装飾的な感じがします。
こちらもシンプルな巻き方ですので、どのような服装にも合うかと思います。
しかしながら風に弱く、ほどけやすいのが弱点。室内で過ごす時におすすめです。
外で過ごす際は、コートなどのアウターで押さえるか、後述のニューヨーク巻きがおすすめです。
シックな感じで、チェスターコートやステンカラーコート(バルカラーコート)との相性が抜群なのが、この巻き方。
首にかけるだけで巻いてすらありません笑
例えば上の写真は、タートルネックのニットにチェスターコートを合わせたもの。とってもシンプルで上品なコーディネートですが、お昼の買い物にはちょっとシンプル過ぎるかもしれないですね。
下の写真は、柄物のストールをかけてみたもの。どうですか?かなり印象変わると思いませんか?
ニットとコートの間からほんの少しストールが覗くだけで、装飾性がプラスされて、街着としてのオシャレ度が上がったかと思います。
ポイントはストールはコートの内側に入れてしまって、少しだけ覗くようにする事です。
この巻き方をする際は、無地も勿論いいですが、柄物に挑戦するのもおすすめです。
2 存在感のある巻き方
- ニューヨーク巻き
こちらは上で紹介した、首に一周まく巻き方をした後に、両端を一周結んだ巻き方。
グッとボリュームが増えて、存在感が増したかと思います。
増したのはボリュームだけではありません、布で覆われている面積が大きいため、暖かさも増しています。
シンプルな服装(例えば黒の細身のズボンに、白のニット)と相性抜群です。アクセサリーのような役割を果たしてくれます。
また、端を結んでいますので、風に強く、外を歩く際にもおすすめの巻き方です。
-
ミラノ巻き
こちらはちょっと複雑な巻き方。編んだような感じが存在感抜群ですね。
巻き方はちょっと複雑で、首に一周まわしかけた後、輪の下になっている方の端を少し引き出して、その中にもう一方の端を通します。
ややこしそうですが、一度やってみると簡単ですぐ覚えられると思います。
ニューヨーク巻きと同じくシンプルなスタイルとの相性が抜群であったかい巻き方ですが、意外とアウターへのおさまりが良く、コートとの相性も抜群です。
-
ネクタイ巻き
こちらはちょっと番外編。タートルネックのニットに対して、ストールをネクタイのように使う巻き方です。
カッチリ感が生まれて、レストランでのディナーの際などにおすすめです。
アウター特にジャケットやチェスターコートとの相性が抜群です。
ただ、この巻き方をする際は、ボリュームが控えめのストールを用いる用にしてください。
ネクタイの代用といった使い方なので、ボリュームがあり過ぎるとちょっと悪目立ち過ぎるかもしれません。
まとめ
今回は色々なストールの巻き方をご紹介しました。
私自身は、シンプルに一周巻くだけの巻き方やミラノ巻きが多いですが。その日の気分で巻き方を変えたりもします。そいうところがストールの楽しいところだと思います。
今回ご紹介した巻き方の他にも色々な巻き方が入りますので、興味が湧いてきた方は是非調べてみてください。
みなさん、色々なストールの使い方をマスターして冬のオシャレを楽しんでください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
「なんか地味…」ストールは脱地味コーデの救世主です!
こんにちは、げべらみです。
すっかりとコートが恋しい季節になってきましたね。
私はもう2着コートを買ったので、これから着るのが楽しみです!
さて、今回はそんなコートスタイルにぜひとも合わせていただきたい
ストールをご紹介します!
目次
ストールとは?
ストールとは簡単に言うと大きなマフラーです。一般的なマフラーに比べて、特に横幅が大きいものが多いです。そのために、首周りに巻くと立体的でボリューム感が生まれます。
後でも述べますが、このボリューム感がとっても大事で、小顔に見せてくれる効果があります。(私は顔がデカイのが悩みの一つです…)
どうしてストール?
「ストールっていうと女性が身につけるもので、男が身につけるのはちょっとねぇ…」
と抵抗感を覚えられる方もたくさんいらっしゃると思います。
ですが、ちょっと考えてみてください。
男性の首周りの防寒具で、素敵に見えるのは何でしょう?
シンプルで上質なマフラーを想像する方が多いのではないでしょうか?
よく街で見かけるのは、筒状ですっぽり被るタイプのネックウォーマーですが、すべてがそうとも言い切れませんが、機能性重視で、あまり素敵には見えません。
一方マフラーはどうでしょうか?なんとなくクラシックでオシャレなイメージが湧いてきませんか?
マフラーだけでなく、昔からある定番のアイテムって、なんとなくオシャレな感じがしませんか?
その時代ごとのいろいろな流行の中でも淘汰されずに現在まで愛されているわけですから、時代を超えれ愛されるだけの魅力が詰まっているのではないかと考えています。
定番アイテムの注意点としては、固いとかちょっと古臭いといった風に見られてしまうことです。例えばテーラードジャケットを例に挙げますと、ちゃんとコーディネートに落とし込めれば、これほど素敵な服装はないというくらいオシャレですが、下手をすると、「なんでこの人スーツ着てるの?」と思われてしまうかもしれないですよね。
ところが、マフラーやストールはもともとカチッとしたアイテムではなく、どちらかというとアクセサリー的な位置づけ。柄やシルエットの種類もたくさんあります。
ですので、あまりコーディネートを考えずに身につけても、簡単にオシャレに見せることができるのです!
ストール選びのポイント
そんなストール選びのポイントですが
- 思い切って大きなサイズを選ぶ
- 予算が許せばいい素材のものを買う
- あまり強い色(赤や黄色)は避ける
この3つに気を付けてください。
まず、サイズ感ですが、これが一番重要です。「毛布に近いんじゃない?」と思うくらいの大きなものを選ぶことをお勧めします。
オシャレな人が良く使うテクニックとして、シルエットにメリハリを持たせるというものがあります。
ゆったりとしたサイズ感のパーカーに細めのズボンであったり、タイトなニットにワイドパンツといった合わせ方をする女性を結構見かけるのではないでしょうか?
しかしながら、男性はサイズ感でメリハリを出すのがちょっと難しいです。下手をするととてもダサく見えてしまいます。
そこでストールが活躍します!一般的なジャストサイズのコーディネートでもストールをまくことでシルエットにメリハリが生まれてワンランクオシャレに見えます。
しかも、昔からある定番アイテムなので、背伸びしてオシャレをしているのではなく、あくまで自然にオシャレに見えます。
また、上でも少し書きましたが、顔周りにボリュームを持たせることで、相対的に顔が小さく見えるという小顔効果も期待できます。
当たり前ながら、布で覆われる面積が多いのでとっても温かいです。この暖かさは視覚的にも作用して、リッチな印象を与えることもできます。
この通り、一石三鳥の効果があるので、ぜひ思い切って大きなサイズのストールを選ぶようにしてください。
次に素材ですが、できればカシミヤなどのリッチな素材を選ぶとよいでしょう。
ストールはどちらかというとアクセサリーに近い位置づけになります。小物は上質なものを身につければ、安い服でもおしゃれにみせてくれますが、逆にどんなに高級な服であっても安っぽい小物を身につけてしまうと残念に見えてしまいます。
ですので、予算が許すのであれば、ウール、カシミヤなどの上質な素材のストールを選ぶとよいでしょう。イギリスのジョンストンズなどが有名なブランドですね。
しかしながら、素材の進歩には目覚ましいものがあり、最近はアクリルでも、風合いの良いものが増えていますので、そういったものを選んでいただいても十分オシャレに見せることができます。
ただし、購入する前に高級素材のものを見て、触って、風合いを感じ取るようにしてください。アクリル素材の質感は良いものもあれば、安っぽいものもあります。その中で良いものを選ぶには良いものはどんなものであるかということを知っておく必要があります。
最後に色ですが、黒、ネイビー、ブラウン系のものがおすすめで、柄物であれば、比較的同系色でまとまっていて、派手すぎないものがおすすめです。
オシャレ上級者の方であれば、原色のようなものをアクセントに取り入れたりもしますが、これはとっても難しく、よっぽどコーディネートを考えなければ完全に浮いてしまいます。
一方、最初に書いたような色であれば、あまりコーディネートを考えなくてもオシャレに決まります。
まとめ
今回は冬のオシャレにぜひ取り入れていただきたいアイテムである、ストールについてご紹介しました。
私自身、このような大判のストールが大好きで、昔からいろいろなものを購入してきました。ストールを身につけていて感じることは、ただ物理的に暖かいだけではなく、他の人から見た印象まで暖かくしてくれるということです。
ぜひ皆さんも冬のコーディネートに取り入れてみてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
【香水デビューにおすすめ】エリザベスアーデン グリーンティーのご紹介!
みなさんこんにちは、げべらみです。
今日は私が初めて買った香水で、一番気に入っている香水でもあるエリザベスアーデンのグリーンティーをご紹介します!
柑橘系の優しい香りなので、香水の香りが苦手な人や、初めて香水を買ってみようという方におすすめです!
もちろんすでにいろいろと香水を使われている方にもおすすめです。私もハイブランドを含め5種類くらい香水を使っていますが、一番気に入っています。
目次
エリザベスアーデンとは?
エリザベスアーデンはアメリカの化粧品ブランドで、名前は創業者であるエリザベス・アーデンに由来しています。
彼女はフランスのビューティーサロンで美顔術について学んだ後、自ら作った化粧品を持ってアメリカへと帰国しました。
1910年代、北米ではまだまだ一般的ではなかったメイクアップを広めることに貢献しています。
現在では、様々なスキンケア用品を展開しており、その中でグリーンティーは世界中で愛されているブランドを代表する香水です。
グリーンティーを使ってみた感想
エリザベスアーデン グリーンティーの一番の魅力は香りが優しいことです!
結構香水の香りがキツくってニガテ…って方たくさんいらっしゃるかと思います。
(私もあまりにも香りがキツすぎると頭痛がしてきます…)
でも、グリーンティーはツンとくる感じは全くなく、まるで上質なアロマオイルのような、さり気ない香り方をします。
そんなグリーンティーの香りは
- トップノート(香水をつけはじめの香り):ベルガモット、レモン、ペパーミント、オレンジ
- ミドルノート(香水をつけて、30分程度経過してからの香り):グリーンティ、ルバーブ、ジャスミン、セロリシード、カーネーション
- ラストノート(香水をつけて数時間後の最後の香り):オークモス、アンバー、ムスク
こんな構成になっています。
基本的には柑橘系の香りですが、グリーンティーの凄いところは香りが爽やかすぎず、微かな甘さや、落ち着きがあるところです。
上でも書きましたが、とにかく香りの雰囲気が優しいです。それでありながら、男性がつけても全く違和感なくマッチします。
香りのまとわせかた
一般的な香水は脇腹やヒジにつけることが多いですが、
グリーンティーは香りが優しいため、脇腹だけだと香りが隠れすぎてしまう感じがします。
(もちろんほんのりと香るのがお好きな方は、脇腹だけ、足首だけにつけるのがいいと思います)
ですので私の場合は、胸に1プッシュ、ヒジに1プッシュずつつけることが多いです。
もっと香らせたいときは胸ではなく首に1プッシュつけています。
個人的には手首や衣類につけるのは控えたほうがいいのかなと思います。
手首につけてしまうと、時計やアクセサリーなどに香りが移ってしまうためです。
特にラバーは一度香りが付いてしまいますと、なかなか落ちないのでご注意ください。
注意点
グリーンティーを使う中で、一番注意しなければならないのが、香りが飛んでしまうのが早いことです。
私が使ってみた印象では半日程度で飛んでしまいます。
ですので、一日香りを持続させたいのであれば、アトマイザー(香水を携帯する専用のスプレー瓶)に入れて携帯することをおすすめします。
くれぐれも香水をつけすぎるのはNGです。
生産国によって香りの印象が違うのも注意です。
生産国は私の知っている限り、アメリカ、フランス、スペインの3種類が存在します。
アメリカ産が一番優しく、上品な香りがします。
フランス産はアメリカ産に比べるとやや香りがきつい感じがしますが、その分香りの持続時間も長い感じがします。
スペイン産はアルコール臭がキツく、上の2つに比べるの別物のような印象です。
ですので、極力スペイン産は避けたほうがいいと思います。
グリーンティーだけではなく、香水全体に言えることですが、
香水の香りがニガテな方と会う際はつけていかないのがベターなのかなと思います。
まとめ
今回は私が一番好きな香水である、エリザベスアーデンのグリーンティーについてご紹介させていただきました。
興味を持っていただけたら幸いです。
気になるお値段ですが、50mlで2000円くらいで購入できます。
一般的なブランドの香水にくらべ、リーズナブルですので、初めての香水に大変おすすめです!
(この香水をきっかけに香水の沼にハマるのも楽しいです笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
【スメハラ対策】ワキの二オイ対策にはデオナチュレのスティックがおすすめ!
※はじめに
デオドラント剤の使用感には個人差がありますので、合わなかった場合は使用をやめてください。
こんにちは、げべらみです!
突然ですが、スメハラという言葉はご存知でしょうか?
スメハラとはスメル・ハラスメントの略で、匂いで周囲を不快にさせてしまうことだそうです。
年配の方の加齢臭、キツい香水の香り、汗のニオイなど結構、スメハラを経験しているのではないでしょうか?
その中でも個人的にはワキのニオイが1番キツいと感じています。あの独特の鉛筆の様なニオイが本当に苦手です…
もちろんニオイで困っているのは周りの人だけではありません。自身のニオイに悩んでいる方もたくさん居られます。私自身もそこまで強くはありませんが、ニオイに悩んでいました。
そこで今回は私がいろいろとデオドラントを試してきて、ワキのニオイ対策に1番効果があると感じているデオナチュレのソフトストーンについてご紹介します!
目次
デオナチュレソフトストーンとは?
「デオナチュレ」は、抗菌効果と汗を抑える効果のある天然アルム石に着目した有効成分「焼ミョウバン」を配合した、「直ヌリ」タイプの制汗デオドラントシリーズです。(公式サイトより)
香料・着色料・防腐剤・アルコール無配合のクリスタルストーン。気になる部分に指でしっかりぬれるさらさらクリームといったラインナップがありますが、一番のお勧めで、まず初めに試していただきたいのが、手を汚さずにササッとぬれるスティックタイプのソフトストーンWです。
この商品はインテージ SRI 制汗剤市場で6年連続で売上ナンバー1に輝いている大人気商品です。2020年には新処方に生まれ変わり、有効成分の焼きミョウバンを微細化することで、防臭力が約2倍に向上しています。さらに皮脂を吸着するべたつき防止成分の酸化亜鉛を新たに配合することで、さらさらが続くようになっています。
使ってみた感想
ソフトストーンWを使って一番驚いたのが、強力な消臭力が一日中持続することです。これまではスプレータイプのデオドラントを使っていましたが、朝にスプレーするとお昼ごろには効果が消えてニオイが気になり出していました。
しかしソフトストーンWは朝塗ると夜まで効果が続いて、ニオイが気になりませんでした。さらにお風呂に入っても次の日の朝まで効果が持続するという驚きの持続力です。(流石に2日目になると少しニオイが出てきました)
また使用感もとっても簡単で、蓋を外して中のスティックをにワキに塗るだけです。10秒もあれば終わりますし、手も汚れないので忙しい朝でも簡単にケアすることができます。
意外と使用感って重要で、どんなに効果があるものであっても時間がかかったり、手間がかかったりすると使うのが面倒になってしまって続かなかったりします。
その点このソフトストーンWは使用感がとっても楽なので私のような面倒くさがりでも使い続けることができています(仮に多少使うのが面倒でもあまりにも効果が素晴らしいので、使い続けるだろうと思います)。
注意点は、制汗作用があまりないことで、汗を抑えたいという目的で使うとがっかりするかもしれません。
気になるお値段など
気になるお値段は990円+税です。ホームセンターや薬局など様々な店舗で販売されており、日本中どこでも簡単に購入することができます。1本購入すると3〜4ヶ月使うことができるので、コストパフォーマンスにも優れています。
私自身この商品に出会ってからワキのニオイの悩みから解放されました。ワキのニオイにお困りでしたら、ぜひデオナチュレのソフトストーンWを試して見てください!最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
サンダルを10倍オシャレに履く方法
こんにちは、げべらみです。
夏の足元の定番と言ったらサンダルですよね!でも、まわりのサンダルを履いている男性の中で「この人はオシャレにサンダルを履いているな」と思える人はあまり多くないと思いませんか?
サンダルはなかなかオシャレに履きこなすのが難しいアイテムなのです。そこで今回はオシャレにサンダルを履くためのポイントをご紹介します!
目次
Point 1 足元に清潔感を出すこと
男性がサンダルを履く際に一番注意しなければならない事は清潔感を出すことです。街の男性のサンダル姿を見て、「汚い…」「臭そう…」と感じたことは少なくないかと思います。どうしても男性のサンダル姿は不潔感が漂ってしまいます。
具体的には
- 爪はちゃんと切る
- お風呂に入る際丁寧に足を洗う
- ムダ毛は処理する
この3つをしていただけると十分清潔感を出せるかと思います。
1. 爪はちゃんと切る
皆さんは清潔感がないというとどのような感じを想像しますか?
- 髪がボサボサ、汚い、長い
- 髭が伸びっぱなし(手入れをしていない)
- 服がボロボロ
- etc…
色々と想像できるかと思いますが、爪が伸びっぱなし、汚いということに不潔な感じを抱くことがあるかと思います。女性の中には爪を伸ばしている人もいるし、多少はいいんじゃない?と思う方もいらっしゃるかと思います。しかし爪を伸ばしている女性は我々男性が想像している以上に手間もお金もかけてケアをしています。
少し話が逸れてしまいましたが、我々男性が清潔感を出す上で手・足かかわらず爪をちゃんと切ることは清潔感を出す為に絶対だと思います。逆に言えばたった爪を切るだけで、清潔感を出すことができるのです。サンダルを履く前に爪の長さをチェックする癖をつけてみて下さい。
2. お風呂に入る際丁寧に足を洗う
どうしても足って洗うのが疎かになってしまいませんか?(私も疲れているとついつい雑になってしまいます…)しかし足は一日中通気性の悪い靴の中に押し込まれている場所、足こそ丁寧に洗ってあげましょう!
よくよく見てみると意外と足って汚れているんですよね。爪の間にゴミが詰まっていたり、指の間に垢が溜まっていたり…私もふと自分の足とよく見て見たときに、想像以上に汚くてショックを受けた経験があります。
少し面倒ですが、足の指の間・爪の間・足裏をきちんと洗ってあげましょう。足が清潔になることは、文字通り清潔感が得られますし、さらに匂いの軽減や水虫予防にも繋がり一石三鳥です!
3.ムダ毛は処理する
毛というものはどうしても不潔感を漂せてしまいます。多少なら大丈夫ですが、明らかに毛に存在感がある場合は処理をおすすめします。
特に足の指のムダ毛は不潔感の代名詞といっても過言ではありません!必ず処理しましょう!
また、すね毛が濃い人の場合は、足首周辺だけでも処理すことをおすすめします。
「男がすね毛を剃るなんておかしいんじゃない?」と感じる方もいらっしゃるかと思いますが、最近は男性が無駄毛の処理をすることが好意的にとられるようになってきました。
それに無駄毛の処理と言ってもカミソリでツルツルにしなくても大丈夫です(もちろんツルツルにするのもOKです)。最近は無駄毛処理用のトリマーが色々なメーカーから発売されています。これを使えば自然な感じに無駄毛を整えて清潔感を出すことができますので、「ムダ毛が気になるけどツルツルにするのはイヤ」という方におすすめです。
「ムダ毛は気になるけど、もっと手軽に処理がしたい」という方には、すきカミソリがおすすめです。ドラッグストアなどで500円ほどで購入できますので、まずはこれから試してみてみるのもいいと思います。
Point 2 上品なサンダルを選ぶこと
サンダルと一言に言ってもいろいろなものがありますよね。その中にはオシャレに見えるものもあれば、そうでないものもあります。例えば、ビーチサンダルやクロックスなどはどうしてもオジサン感が出てしまいますし、大きなロゴが入ったサンダルはオシャレに履きこなすことも出来ますが、ちょっと上級者向けになると思います。
サンダルを使ったオシャレをする際には、上品な感じがするサンダルを選ぶことをお勧めします。
たとえばビルケンシュトックのEVA素材のサンダルや無印良品の甲の高さで調整できるサンダルなどがおすすめです。
どちらもシンプルで上品なデザインなので、夏のコーディネートに取り入れることで抜け感のあるオシャレが出来ます!
無印良品のサンダルについては以前に記事を書きましたので、よろしければご覧ください!
Point 3 何か一つ高級感のあるアイテムを取り入れる
どうしてもサンダルというものはカジュアルなアイテムですので、サンダルを使ったオシャレをする場合は何か一点高級感のあるアイテムを取り入れることをおすすめします。先に少し述べましたが、高級のあるアイテムを取り入れることで、カジュアルなサンダルが逆にリラックス感を演出してくれて、決めすぎない自然なオシャレができます。
アイテム選びのコツは「大人っぽい」と感じるものを選ぶことです。具体的には
- ツヤ感のあるTシャツ
- 細めのズボン(色落ちしていないジーンズやスラックスなど)
- シンプルなアクセサリー
などがおすすめです。
まとめ
サンダルって素足でそのまま履けてとっても楽なので、 皆さん夏によく履かれているのではないでしょうか?私自身も大好きで、夏場はよく使っています。
でも、オシャレに見せようとすると手間をかけて足をケアしてあげることが必要だと思います。
こまめに爪を整えたり、ムダ毛の処理をしたり…
正直ちょっとめんどくさいと思いますが、そのちょっとの手間をかけてあげるだけで、サンダルスタイルが比べ物にならないほどオシャレになります。
夏のオシャレをエンジョイするためにも、是非ちょっとの手間をかけてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!